自動起動のタイミングは Windows へのログイン後
Clash Verge Rev は問題なく使えるものの、パソコンを開くたびにアイコンを押しているなら「自動起動」を利用できます。決めるのはアプリをいつ実行するかであり、サブスクリプションの用意、ノードの選択、接続不良の修復まで行う機能ではありません。まず手動起動が正常なことを確かめます。
対象はClash Verge Rev v2.5.2、Windows 11、x64 または ARM64。同バージョンの日本語 UI を基準に、英語ラベルも添えます。Rev は保守されている別プロジェクトで、開発が終了した Clash for Windows とは異なります。対応アーキテクチャの公式版を導入済みで、普段の Windows アカウントを使っていることが前提です。インストールや macOS・Linux の起動設定は扱いません。
v2.5.2 の Windows 版は、現在のアカウントにひも付いた LogonTrigger のタスクを登録します。電源を入れてサインイン画面に到達しただけでは、この記事の起動条件を満たしません。画面ロックの解除も、サインアウトして再度ログインする検証の代わりにはなりません。
サービスの起動設定とは別です:ここで設定するのは、ログイン後のデスクトップアプリの起動です。サービスのブート設定を変更したり、システムプロキシや TUN を一緒に有効化したりするものではありません。動作済みのネットワーク設定と権限は維持してください。
「システム設定」で有効化する。別の保存操作は不要
普段と同じ方法で Clash Verge Rev を開きます。既存の権限問題がなければ、自動起動のためだけに管理者実行へ切り替える必要はありません。この版は実行中の権限によって、通常ユーザー用か管理者用かを選びます。
- 設定ページを開き、「システム設定」(
System Setting)を探します。 - 「自動起動」と「サイレント起動」の元の状態を記録します。
- 「自動起動」(
Auto Launch)をオンにし、処理が終わるまで待ってエラー表示がないか確認します。 - 別のページへ移動してから戻り、オンのままか確かめます。他の設定は変えません。
このスイッチは変更時に非同期で保存されるため、全体を保存する別のボタンを押す必要はありません。先に画面が変わり、バックエンドで失敗すると元に戻る場合があります。連続で切り替えたり、一瞬オンになったことだけを成功と判断したりしないでください。次回ログイン時の動作を確かめることが重要です。
パネルを出さないなら「サイレント起動」を使う
「サイレント起動」(Silent Start)は、起動時にアプリのパネルを表示するかを決める独立した設定です。最初の検証ではオフのほうが観察しやすく、自動起動を確認してから必要に応じてオンにできます。
| 自動起動 | サイレント起動 | 設定の意味 |
|---|---|---|
| オン | オフ | ログイン後の起動タスクを登録し、起動パネルを意図的に隠さない |
| オン | オン | 自動で実行するが、起動時のパネルは表示しない |
| オフ | オン | サイレント設定だけではログイン時の起動タスクを登録しない |
ウィンドウが出ないだけで起動失敗とは限りません。通知領域の隠れたトレイアイコンも確認し、アイコンからパネルを開いて状態を見ます。逆に、パネルが見えていても証明できるのはアプリの実行だけで、サブスクリプションやノード、接続の正常性は別途確認が必要です。
手動で開く前に、再ログインで検証する
他のアプリの作業を保存してからサインアウトし、同じ Windows アカウントに再度ログインします。再起動してログインしてもかまいません。デスクトップが出てすぐに自分で Clash Verge Rev を開くと、手動起動と区別できなくなります。
- 最初にアプリを確認:パネルやトレイを見て、必要ならタスクマネージャーで該当アプリの実行を確認します。サイレント起動中はウィンドウだけを待たないでください。
- 接続は別に確認:現在のプロファイルと以前のプロキシ状態を確認して、普段の接続確認用ページを開きます。実行済みでも通信できないなら、設定やネットワークを調べます。
- 実行されない場合:手動で起動できるか、同じアカウントか、スイッチが維持されているか、インストール先を変更していないかを確認します。
この版はタスクスケジューラを使います。Windows のスタートアップアプリ一覧にないことだけで失敗と判断したり、追加のショートカットを登録したりしないでください。詳しく調べる場合は Clash Verge または Clash Verge (Admin) を読み取りだけで確認し、アカウント・実行ファイルの場所・タスク状態を照合します。同名のタスクが存在するだけでも、実行成功の保証にはなりません。この記事ではタスクを手動作成・削除・編集しません。
無効化する方法と、権限エラー時の止めどころ
不要になったら「設定 → システム設定」で「自動起動」をオフにし、処理後に状態を確認します。「サイレント起動」も変更した場合は記録した元の状態に戻します。これは今後のログイン時の動作を変える設定で、実行中のアプリを即座に終了したり、サブスクリプションを削除したりはしません。同じアカウントで再ログインし、この設定から起動されなくなったことを確認します。
既存の管理者用自動起動タスクを示すエラーが出たら、何度も切り替えたり、レジストリを削除したりしないでください。実装は通常用と管理者用のタスクを区別しており、通常権限では既存の管理者用タスクを自動で除去できません。エラー全文を記録し、以前管理者として有効化したか確認します。管理された端末や出所不明のタスクは、管理者に確認を依頼してください。
戻すのは自分が変更した部分だけ:無効化後もアプリが現れるなら、別の起動経路があるかもしれません。原因を確認せず同名タスクをすべて消す、安全対策ソフトを無効にする、サービスモードを削除する、といった試行は避けます。DNS・ノード・TUN はこの設定変更に含めません。
公式情報源とバージョン範囲
- Clash Verge Rev v2.5.2 の公式リリースと Windows インストーラー
- v2.5.2 システム設定:自動起動・サイレント起動・保存処理
- v2.5.2 Windows ログオンタスク・アカウント・権限の処理
- v2.5.2 自動起動のバックエンドと状態確認
- Microsoft:ユーザーのログオン時に実行ファイルを起動する
バージョン番号、ファイル名、画面表示は更新で変わる場合があります。作業前にリンク先の公式資料を確認してください。