ソフトウェアの更新とサブスクリプションの更新を区別する
「Clash Verge Revの自動更新を止めたい」と思ったら、まず何の更新を止めたいのかを確認してください。この記事で変更するのは、クライアント本体の更新を自動確認する設定だけです。サービス提供元のノード情報を更新するサブスクリプションの処理を止めたり、インストール済みのバージョンを古いものへ戻したりする手順ではありません。
対象は、現在もメンテナンスされているClash Verge Rev v2.5.6正式版、Windows 11、x64またはARM64、日本語表示です。英語の項目名も併記します。インストール済みで設定画面を開けることが前提で、元のClash Verge、Clash for Windows、ほかのクライアントにはそのまま適用できません。バージョンは「Verge詳細設定」(Verge Advanced Setting)グループの「Vergeバージョン」(Verge Version)で確認できます。
このバージョンでは自動チェックが初期状態で有効です。オフにすると以後の自動チェックを止められますが、すべての更新処理を凍結するわけではありません。作業中の中断を避けることが目的なら、後述するダウンロード済み更新の扱いを確認してから設定を変えてください。通知を止めたからといって、古いバージョンをずっと保守せず使えるという意味にはなりません。
「その他の設定」でオフにし、忘れずに保存する
後で戻せるよう、現在のスイッチの状態を控えます。以下の項目名を頼りに入口を探してください。この設定のために再インストールしたり、ノードやシステムプロキシを変更したりする必要はありません。
- 「設定」(Settings)画面を開きます。
- 「Verge基本設定」(Verge Basic Setting)グループを探し、「その他の設定」(Miscellaneous)をクリックして設定ウィンドウを開きます。基本設定はグループの見出しで、開く入口は「その他の設定」です。
- ウィンドウ内の「自動更新チェック」(Auto Check Update)をオフにします。ほかの項目はそのままにし、テスト用URL、ログ、接続設定まで同時に変更しないでください。
- ウィンドウ内の「保存」(Save)をクリックし、処理の完了を待ちます。スイッチを動かしただけでウィンドウを閉じないでください。
- 「その他の設定」を開き直し、「自動更新チェック」がオフのままか確認します。保存エラーが出た場合は内容を残し、実際の状態を確かめてください。スイッチの色が変わっただけで成功とは判断できません。
正常に保存できたら、この変更のためにClash Verge Rev、プロキシコア、Windowsを再起動する必要はありません。以後の自動チェックは新しい設定に従い、バックグラウンドの更新処理も次の確認処理に入る際にこの値を読みます。設定が有効になることと、実行中の通信をすぐに取り消すことは別です。
「その他の設定」は保存が必要です。選択した時点で変更が送信される一部の設定とは操作が異なります。また、保存に失敗したときに、すべての状態が自動で元に戻ったとも限りません。選択状態を読み直し、エラーに対処した後で結果を確認してください。
オフにしても更新の確認画面が出るのはなぜ?
v2.5.6では、このスイッチは画面側の自動チェックと、バックグラウンドで以後行う「確認とダウンロード」の両方に関わります。一方、開始済みのダウンロードがオフにした直後に必ず止まるとは限りません。ローカルに保存された更新キャッシュも、このスイッチでは削除されません。
| 起きていること | 自動チェックをオフにした後の扱い |
|---|---|
| 以後、新しいソフトウェアを自動で探す | オフにして保存すると、従来の自動処理では確認を始めなくなります。手動確認は別の操作です |
| オフにする前にダウンロードが始まっていた | 途中で取り消される保証はありません。ダウンロードの記録が残るだけで保存失敗とは判断できません |
| 更新はダウンロード済みで、起動時にインストールを尋ねられる | キャッシュにより確認画面が出ることがあります。「Later」を選んでもキャッシュは削除されません |
| サブスクリプションのノード情報は更新され続ける | サブスクリプション自体の更新設定による動作で、ソフトウェアの自動チェックでは制御しません |
次回起動時にダウンロード済み更新のインストール確認が出て、ひとまず現在のバージョンを使いたい場合は、Laterを選びます。このバージョンではキャッシュを残して通常の起動を続けるため、その後の起動でも再び尋ねられる場合があります。Install Nowはインストールへ進むことに同意するボタンです。通知を閉じるつもりで押さないでください。本版のこの確認画面では、日本語表示でもボタン名はInstall NowとLaterのままです。
更新の通知が出るかどうかだけでは、保存の成否は判断できません。まず「その他の設定」で保存値を確認し、ダウンロード済みのキャッシュによる確認と、新たな更新チェックを区別します。この記事では更新キャッシュの削除、ダウンロードの強制中止、更新先ドメインの遮断は案内せず、インストール手順も変更しません。
手動確認は使える:必要になったら自動チェックを戻す
自動チェックがオフでも、「設定」画面の「Verge詳細設定」(Verge Advanced Setting)グループから「更新を確認」(Check for Updates)をクリックできます。この手動の入口からは引き続き確認を開始できます。クライアントが返す結果と公式のリリースページを照らし合わせてバージョンを確かめてください。バージョンを調べることと、ダウンロードやインストールに同意することは別なので、表示された説明を読んでから判断してください。
確認時のエラーは、最新バージョンがすでに入っていることを意味しません。自動チェックをオフにする操作が失敗した証拠でもありません。元のエラーを残し、必要ならプロジェクトの公式Releaseページで公開状況を確認します。出所不明のミラーを使ったり、証明書の検証やセキュリティソフトを無効にしたりして通知を消そうとしないでください。ソフトウェアの更新設定のために、サブスクリプション、ポート、ファイアウォールを書き換える必要はありません。
自動チェックを再び使いたくなったら、「その他の設定」で「自動更新チェック」をオンにし、「保存」をクリックしてからウィンドウを開き直して確認します。オンにすることは、新版を直ちにインストールすることではなく、次の確認がすぐ始まる保証もありません。今すぐバージョンを確認したい場合は手動の入口を使えます。設定フォルダーの削除や、ほかの項目もまとめて初期化する操作は不要です。
自動チェックをオフにした後も、安全性に関わる修正は定期的に確認してください。公式のリリースノートを読む時期や手動確認のタイミングを、自分で決めておくとよいでしょう。この記事で変えるのは確認の設定だけで、旧版がいつまでも安全であるとは保証せず、既知の問題の修正を長期間無視することも勧めていません。
公式情報源とバージョン範囲
- Clash Verge Rev v2.5.6 公式リリース
- 公式文書:自動更新チェック
- 固定ソース:その他の設定と保存
- 固定ソース:基本設定の入口
- 固定ソース:バージョン表示と手動確認
- 固定ソース:自動確認の制御
- 固定ソース:バックグラウンド更新と保存済み更新の確認
- 固定ソース:設定の保存とエラー時の挙動
バージョン番号、ファイル名、画面表示は更新で変わる場合があります。作業前にリンク先の公式資料を確認してください。