変更するのはクライアントのテーマモード

Clash Verge Revには、ライト、ダーク、システムに連動する3つの外観モードがあります。ここで変えるのはクライアントのウィンドウの外観です。ウェブサイトのダークテーマや、ルール・グローバル・ダイレクトといったプロキシモードではありません。検索で見つかるCSSの背景やサードパーティー製スキンも別の機能なので、ダーク表示にするためだけにファイルを追加する必要はありません。

対象は、現在もメンテナンスされているClash Verge Rev v2.5.7正式版、Windows 11、x64またはARM64、日本語表示で、英語の項目名も併記します。インストール済みで設定を開けることが前提です。現在のバージョンは「Verge詳細設定」(Verge Advanced Setting)グループの「Vergeバージョン」(Verge Version)で確認できます。元のClash Verge、Clash for Windows、ほかのクライアントにこの入口をそのまま当てはめないでください。本版では、日本語表示でもテーマの3つのボタンはLight・Dark・Systemと英語で表示されます。

変更する前に、現在選ばれているモードを控えておきます。これまでパソコンの外観に合わせていた場合も、固定のダークモードへ変えると、Windowsがライト表示に戻ってもクライアントは暗いままです。プロキシの不具合ではなく、選択肢の用途が異なるためです。

設定画面でダークモードに切り替える

サブスクリプションの設定を開いたり、プロキシコアを再起動したりする必要はありません。クライアントの設定画面で次の4つの操作を行います。

  1. 「設定」(Settings)画面を開きます。
  2. 「Verge基本設定」(Verge Basic Setting)グループの「テーマモード」(Theme Mode)を探します。基本設定はグループの見出しで、別のウィンドウを開くボタンではありません。
  3. 「Light」「Dark」「System」の3つの選択肢から「Dark」をクリックします。ここではテーマだけを変え、隣の言語やほかの設定はそのままにします。
  4. 処理が終わるのを待ち、画面が暗くなったこと、「Dark」が選ばれていること、エラーが出ていないことを確認します。正常に切り替わったらそのまま使えます。別の保存ボタンを探す必要はありません。

v2.5.7では、テーマを選んだ時点で保存が送信され、外観に適用されます。この操作のためにClash Verge RevやWindowsを再起動する必要はありません。ウィンドウを開いてから保存を押す一部の設定とは動作が異なるので、「保存」が見つからないからといって何度も切り替えないでください。

色が変わることと、設定が正しく保存されることは別です。同時にエラーが出た場合は、元のメッセージを残して選択状態を確認し直してください。次に通常どおり起動した際にも、選択が保たれているか確認できます。色の変化だけで設定が確実に書き込まれたとは判断できません。

Light・Dark・Systemはどう使い分ける?

3つのボタンはテーマの選び方を指定するもので、別々のスキンパックではありません。常に暗い画面を使いたければ「Dark」、OSの外観に合わせたければ「System」を選びます。

選択肢外観の変わり方向いている使い方
Light(ライト)明るい外観に固定するパソコンがダーク表示でも明るい画面を使う
Dark(ダーク)暗い外観に固定するシステムの設定にかかわらず暗い画面を保つ
System(システム連動)OSがアプリに通知するテーマに応じてライトかダークを選ぶクライアントをシステムの外観に合わせる

「System」を選ぶと、アプリはシステムのテーマを読み取り、その後のテーマ変更も監視します。地域の日の出・日の入りに合わせて独自に夜間モードを予約する機能ではなく、ブラウザーや現在のウェブページの配色に合わせる機能でもありません。システムから新しいテーマが通知されなければ、夜になっただけでクライアントが暗くなるとは限りません。

連動を確認するには、クライアントで実際に「System」が選ばれているかを見てから、システムの外観が変わったときのウィンドウの表示を確認します。「Dark」に固定した状態で暗いままなのは正常な動作であり、連動の故障ではありません。この記事はクライアント側の選択だけを扱います。Windowsのレジストリ変更を求めたり、第三者製のテーマ切り替えタイマーを案内したりはしません。

思ったとおりの外観にならないときの確認と戻し方

まず「テーマモード」に戻り、選択状態を確認してください。LightやDarkに固定している間はシステムに連動しません。連動させたいなら「System」に変えます。単に変更前の外観へ戻したい場合は、控えておいた元の選択肢を押すだけです。すべての設定を初期化したり、設定フォルダーを削除したりする必要はありません。

選択肢が正しいのにウィンドウの表示が不自然なら、実際のバージョンがこの記事の対象と一致するかを確認し、エラーメッセージと問題のある部分のスクリーンショットを残します。公式リポジトリで報告する際は、Windowsのバージョン、クライアントのバージョン、表示言語、現在のテーマ、どのモードからどのモードへ変えた後に起きたかを伝えるとよいでしょう。画像は関係する設定部分だけにし、サブスクリプションURLやノードのアドレスなどの個人情報を一緒に公開しないでください。

独自のCSSを適用している画面では、3つのボタンだけですべての色の違いを説明できるとは限りません。この記事では個別のカスタムスタイルを確認しておらず、モードを変えればその影響が消えるとも保証できません。いきなり再インストールせず、画面全体が変わらないのか、タイトルバー・背景・一部の領域だけが異なるのかを分けて確認し、別の調査が必要か判断してください。

明るい表示に固定して戻すなら「Light」、システムとの連動に戻すなら「System」を選びます。プロキシ、サブスクリプション、ネットワーク設定はそのままで構いません。外観の問題を解決するためにノードを変えたり、証明書の検証を無効にしたり、ファイアウォールを変更したりする必要はありません。

公式情報源とバージョン範囲

バージョン番号、ファイル名、画面表示は更新で変わる場合があります。作業前にリンク先の公式資料を確認してください。